本プロジェクト集は
イギリスうまれの教育用コンピューター micro:bit用の
初歩から応用までさまざまな
プロジェクトを紹介したものです。
児童生徒の「プログラミング学習」はもちろん、
「フィジカルプログラミング」の学習などにご活用ください。

更新情報

2023/09/15   公開
     

とことん、micro:bit!!

micro:bitを学ぼう!楽しもう!

 2015年、英国の公共放送局BBCが、教育用コンピューターとして、「micro:bit」を発表し、合わせて全英の11~12歳の児童(日本では小学5年生)に無償配布されることが報道で紹介されました。

 これは正直「すごいな」「うらやましい」と思いましたね。実はこの頃から、ArduinoやESP-WROOM-02などのマイコンを使ったロボットカーなどのプログラミング講座を開催していました。

 基本的には社会人対象の講座でしたが、参加者からはお子さんやお孫さんに受講させたいという声をいただいていました。とはいうものの、Arduinoなどは基本的に英語がベースのテキストコーディングなので、子ども達にはハードルが高いという難点がありました。

 そこにmicro:bitのニュースが届いたので、当然関心が高まりました。しかし電波を使用しているmicro:bitは未審査のため日本国内では使えないという問題があります。2016年末マイコンボードなどを購入しているスイッチサイエンスさんから、micro:bit互換機「chibi:bit」が発売されました。早速購入して試してみたところ、教育用コンピューターと称しているだけあって、良く配慮されています。

 翌年から実際に小学生を対象にした「chibi:bitプログラミング体験会」を開催するようになりました。

 子ども達の反応は良かったですね。chibi:bitの向きを変えるとアイコンが変わるという題材でプログラミングを楽しんでもらいましたが、一生懸命取り組んでくれました。また空いた時間は、chibi:bitでのラジコンも楽しんでくれました。

 ちょうど日本でも「プログラミング教育」が話題になりだした2017年夏、本家「micro:bit」が技適を取得し、日本上陸となりました。関心も高くなったことから、熊本県内を中心に、プログラミング講座や研修の依頼もいただくようになってきました。

 この「micro:bitプロジェクト集」では、これまでプログラミング講座や教材研究の一環として取り組んできた「プロジェクト」を順次公開していきたいとも思います。

「micro:bitプロジェクト集」の利用法

 本プロジェクト集Webページ利用法を簡単に説明します。

ページ移動について

 左メニューに、各プロジェクトページへのリンクを用意しています。また一番上の画像は「プロジェクト集」Homeページ(このページ)へのリンクとなっています。

シミュレーターについて

 各プロジェクトページには、その内容に応じて、micro:bitシミュレーターを埋め込んでいます。アニメーション表示がされるだけでなく、ボタン操作も可能です。プログラムの動きを理解するために活用ください。
 例示されているシミュレーターの中には「音」が出るものがあります。スピーカー等の音量にご注意ください(下はA・Bボタンを押すと音が出ます)。

サンプルプログラムへのリンクと利用について

 各プロジェクトのページ内には、サンプルプログラムへのリンクを用意しています。

 リンク先のページには、プログラムコードが掲載されていますが、さらに編集可能なMakeCodeエディターへのリンクも用意されています。

 このページにはリンクボタンは2つ用意されていますが、必ずタイトル横の「Edit Code」を使ってください。

 開いたMakeCodeエディターのコードを編集したり、ダウンロードしてmicro:bitに書き込むことが出来ます。

※最近、ブラウザによってはセキュリティ対策のためiflameタグ内のリンクで呼び出されたページではダウンロードが無効になっています。青いメニューバーの「編集」はiflameタグ内にあるため、呼び出されたMakeCodeエディターではダウンロードが出来なくなっています。

利用について

 本「micro:bitプロジェクト集」は、原則無償公開しています。個人やご家庭では特に問題なくご利用できます。また、小中学校等での利用も制限は設けていません。ただし次の場合はご配慮いただくようお願いします。

無償のプログラミング講座での利用

 CoderDojo等で本プロジェクト集を利用されるときは、出展元を明示していただだくようお願い申し上げます。

事業者等が実施する「プログラミング教室」

 月謝等で運営される「プログラミング教室」でご利用を検討される場合は、事前にご相談ください。

その他

 もし、「書籍化しませんか?」というありがたいお話は前向きに検討します。

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