5)操縦方法

操作画面

操縦画面

 本機とスマートフォン等WiFi端末の通信が成功すると、上記のような画面が表示されます。

 上部に映っている画像はカメラから送られてくる動画で、下部は操作ボタンです。

ボタンタッチで操縦

 操作ボタンを押すと、対応するコマンドが本機に送られます。コマンドを受信した本機の車輪はその指示に従って回転を始めます。

 一度ボタンを押すと、その指示は次のボタンを押すまで有効です。

 そのため、ボタンを押し続けるのではなく「タッチ」するように操作してください。

各ボタンについて

 ブラウザ画面上部が進行方向に対応しています。

【停止】

 左右の車輪を停止します。

【高速前進】

 左右の車輪を高速で回転させ、前進します。

【中速前進】

 左右の車輪を中速で回転させ、前進します。

【左信地旋回】

 左車輪を後退、右車輪を前進方向に回転させ、その場で左旋回します(超信地旋回)。

【右信地旋回】

 右車輪を後退、左車輪を前進方向に回転させ、その場で右旋回します(超信地旋回)。

【中速後退】

 左右の車輪を中速で回転させ、後退します。

【高速後退】

 左右の車輪を高速で回転させ、前進します。

スキッドステア

 地上走行の乗物の進行方向を変える仕組みには、自動車のようにハンドルで車輪の向きを変えるものとは別に、ブルドーザーのように左右のクローラー(キャタピラ)の回転方向・回転速度を変えて進行方向を変えるものがあります。後者の方式をスキッドステアといい、本機もこの方式です。

 スキッドステアはその場で旋回(超信地旋回)できることが特徴です。

操作上の注意

周囲の安全に注意してください

 本機は電波を使用して操縦しています。他の電波による干渉などで操縦不能となる可能性もあります。周囲の状況を確認しながら安全確保を行ってください。

 道路など屋外での走行は危険です。部屋の中などでお楽しみください。

長時間連続使用を避けてください

 長時間連続操作を行うと、カメラユニットが熱を持ちます。5分程度を目安に休みながら操縦をお楽しみください。

向きを変えるときは、一旦「停止」

 電子回路やギヤを保護するためにも、「前進→後退」と直接回転方向を変えるのではなく、一旦「停止」操作を行うようにすることをお奨めします。