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Wi-Fiブルドーザーをつくろう! ~はじめに~

ESP-WROOM-02で「Wi-Fiラジコン」に挑戦!

 

IoT(Internet of Thing:モノのインターネット化)というのが現代のキーワードだそうです。

色々なものがインターネットに接続され、人の手を介さずに、データの収集を行ったりコントロールしたりすることで、装置がより高度な機能を持つようになります。

 最近、インターネット接続のために様々な部品が登場するようになりました。今回紹介する「ESP-WROOM-02」というモジュールもその一つです。Wi-Fi(無線LAN)機能をはじめ、プログラム可能なMCU、汎用入出力等の機能を持っています。しかも低価格という、電子工作マニア注目のモジュールです。

Wi-Fi機能を活かしたマイコン工作のテーマといったら「遠隔操作」。それもせっかくならばということで動き回るものにチャレンジしたいものです。

 今回、タミヤ製の「ブルドーザー工作基本セット」に、ESP-WROOM-02モジュールの「Wi-Fi通信機能」を使ったマイコン回路を組み込んだ「Wi-Fiブルドーザー」をつくってみました。

Wi-Fi通信機能を持つスマートフォンやタブレットでコントローラーする「Wi-Fiラジコン」です。


ロボファーム「実験室」では、この「Wi-Fiブルドーザー」の製作記を数回にわたり掲載し、WiFi通信・HTTPサーバー・モーター制御などのIoT技術の基礎となる事柄も紹介していきます。

製作記の概要

 この製作記では、ESP-WROOM-02の紹介・開発環境のインストールからはじめて、ブルドーザー・マイコン基板の組立、スケッチの開発までを掲載しています。
 
 手順どおりに作業をしていけば動作するように、初めての方が戸惑いやすい部分なども写真・スクリーンショット・図などを掲載しています。

 ただ、ご存知のように、電子パーツやソフトウェアは、日々変化しています。内容は本稿執筆の2016年6月現在の部品仕様・ソフトウェアバージョンを元にしています。ソフトウェアバージョンの組み合わせ次第で正常な動作ができない場合もありますので、十分ご注意ください。

 なお、製作に必要な部品等は、「○パーツリスト・工具紹介」に掲載しています。部品等の購入にお役立てください。

目次

第1回:ESP-WROOM-02モジュールについて

 今回の主役「ESP-WROOM-02モジュール」および「スイッチサイエンス製『ESPrデベロッパー』」を紹介します。

第2回:ESPrデベロッパー実習

 開発環境のインストールから、マイコン工作の定番「Lチカ」などを行い、ESPrデベロッパーの使用法を紹介します。

第3回:WiFiブルドーザーの設計

 製作するWiFiブルドーザーの設計について解説します。

第4回:ブルドーザー工作基本セットの組立

 車体となる「ブルドーザー工作基本セット」の組立を行います。

第5回・・・マイコン回路の組立・組み込み

 車体をコンロトールする「マイコン回路」の組立と、車体への組み込みを行います。


(以下、順次掲載予定。順序内容が変更になる場合もあります。)

第6回・・・走行スケッチ・「ラジコン」スケッチ

 ブルドーザーを走行・操縦させるための「スケッチ」(ArduinoIDEの「プログラム」)を考えてみます。

○パーツリスト ・工具紹介

 今回の工作講座で使用する部品や工具などを紹介します。


注意事項・免責事項

  1. この講座で紹介する制作例はあくまで実験・学習を目的とした内容です。
    運用結果については自己責任で行うようにしてください。

  2. 本稿は、2016年6月時点で入手できる部品や、ソフトウェアのバージョンを元に執筆しています。将来入手できなかったり、仕様が変更になるなどの理由で、そのままでは応用できない回路やスケッチが発生するかもしれません。あらかじめご了承ください。

  3. 制作例は屋内での使用を前提にしています。屋外特に道路では利用しないでください。

  4. 電波を使って操縦するため、混信等により誤動作を行う可能性があります。充分安全を確保してください。

  5. 使用にあたって、スマートフォン・タブレット等のWi-Fiに関する設定を変更します。あらかじめ該当操作について取扱説明書等で確認いただくとともに、必要な場合は、元の設定(ID・パスワード・IP設定等)を控えてください。実習後元の設定に戻せないなどのトラブルには対応できませんので、あらかじめご了承ください。

  6. 小さな部品を使っています。小さなお子様が誤って口に入れないようにご注意ください。

【第1回:ESP-WROOM-02モジュールについて】へ